アメリカで大人気の宝くじと言えば、パワーボールがあります。
数百億円の当選金なんで当たり前で、中には1,000億円を超える当たりが出ることもあり、その名は世界に轟いています。
そんなパワーボールですが、今回2名の当選が明らかにされその当選金は700億円とのこと。
つまり1名あたり約350億円も当たったのです。
そして1人は当選に名乗り出たわけですが、もうひとりは現れていないそう…。
今回はパワーボールとはどのような宝くじなのか、さらに350億円の当たりくじの当選者が名乗り出ない件について詳しくお伝えします。
パワーボールとは?
パワーボールは数字選択式のくじであり、アメリカの44の州とアメリカ領ヴァージン諸島、プエルトリコ、コロンビア特別区で販売されています。
数字選択式なので、日本で言えばロトやナンバーズに該当するくじになります。
6個の数字を当てるくじであり、まずは本数字と呼ばれる1から69までの中から5個の数字を選びます。
そのうえでパワーボールと呼ばれる1から26の数字が1個抽選されます。
本数字とパワーボールのすべてが当たるとジャックポットとなるわけです。
当選確率と当選金
パワーボールの概要がわかってきたところで、気になるのが当選確率と当選金でしょう。
等級 | 的中 | 当選確率 | 当選金 | パワープレイ時の当選金 |
9等 | PBのみ | 38分の1 | 4ドル | 8ドルから |
8等 | 1+PB | 92分の1 | 4ドル | 8ドルから |
7等 | 2+PB | 701分の1 | 7ドル | 14ドルから |
6等 | 3 | 580分の1 | 7ドル | 14ドルから |
5等 | 3+PB | 14,494分の1 | 100ドル | 200ドルから |
4等 | 4 | 36,525分の1 | 100ドル | 200ドルから |
3等 | 4+PB | 913,129分の1 | 5万ドル | 10万ドルから |
2等 | 5 | 1,168万8,053分の1 | 100万ドル | 200万ドルから |
1等 | 5+PB | 2億9,220万1,338分の1 | ジャックポット | ジャックポット |
※PB=パワーボール
ジャックポットともなると、約3億分の1の確率になります。
したがって多くの回で1等当選者は現れず、キャリーオーバーされます。
その結果、今回のようにジャックポットの金額が増えることになるのです。
2名で700億円を超える当選!しかし1名は現れず…
では、今回ニュースになっているジャックポットの当選者2名について確認しましょう。
1月6日にジャックポット達成
ジャックポットが達成されたのは、2022年1月6日のことです。
購入された場所も分かっており、
- ウィスコンシン州グリーンベイ郊外のアッシュウォーベノンにあるコンビニ
- カリフォルニア州サクラメントのコンビニ
の2つです。
カリフォルニア州サクラメントのコンビニで購入した当選者はすでに名乗り出ているので、問題はウィスコンシン州グリーンベイ郊外のアッシュウォーベノンにあるコンビニで購入した当選者です。
当選したことを忘れていたり、すでに紛失していたりした場合は350億円がパーになるのです。
果たして、当選者が名乗り出てくるのでしょうか。
それとも名乗り出てこないのでしょうか…。
日本ではパワーボールは買えない!ロト・ナンバーズで我慢しよう!
パワーボールはとんでもない当選金を出すことでも有名な宝くじです。
- 2016年1月:当選金15億8,600万ドル(当選者3名)
- 2019年3月:当選金7億8,600万ドル(当選者1名)
- 2017年8月:当選金7億5,870万ドル(当選者1名)
- 2021年1月:当選金7億3,110万ドル(当選者1名)
近年でもこれだけの高額当選を出しています。
しかし上記した当選金はすべてジャックポットによるものであり、その確率は約3億分の1です。
雲を掴むような話であり、簡単ではないことが分かると思います。
そこでもっと堅実な方法を選ばれてはいかがでしょうか。
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