お金持ちにになりたいと誰しも思うことでしょう。またお金を持っている人でも将来のためにもっと増やしたいと考えます。株やFXの投資はなんだか難しそうだしリスクが高そうで損したら…なんて思う人が多い中、ロトだったら一口200円や300円で番号を選ぶだけで買えるし、当たると高額が手に入るという理由で毎週定額で買い続けている人もたくさんいます。
ロトの抽選は月曜日から金曜日まで行われ、毎日のように高額を手に入れてる人がいます。ロト6やロト7の一等当選金額は億単位にもなり、毎週億万長者、つまり大金持ちになれるチャンスがあります。次こそは自分が夢を叶えようと長年にわたり買い続けている人も多いです。
しかし、そんな夢を利用したロトの詐欺の被害が増えていてとても危険です。彼らは甘い言葉をかけあの手この手で騙してお金を取りにかかります。そこで詐欺師は具体的にどのような手口を使って騙すのかを調べてみたので、ぜひご覧ください。
ロト詐欺が横暴する現実
今現在、詐欺は多種多様に存在し、「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」「インターネット詐欺」や「在宅ワーク詐欺」…など被害者が世代問わず拡大しており、ロトによる詐欺も例外ではなく被害に遭って苦しんでる人がたくさんいます。詐欺グループはロトの予想サイトまで手を広げ、健全な予想サイトとの見極めが難しくなっています。
事件のニュースを見ると逮捕されるのは、下っ端のお金の集金役の「受け子」や電話をかける役の「かけ子」と呼ばれる人間ばかりで、上にたどり着けず警察も手を焼いているのが現実です。彼らは一か所を拠点としてウソの会社や住所を語り、全国のターゲットに向けて電話やメールを送り連絡を取ります。
「受け子」や「かけ子」を逮捕時の拠点を調べると、数万人に及ぶ名簿が見つかりました。彼らはどんな手段で手に入れたかわかりませんが、個人情報がダダ漏れの世の中に寒気がします。
ロト詐欺の手口と特徴
ロト詐欺の入り口のほとんどは、電話やダイレクトメールだったり広告メールからはじまります。広告メールで安いからとソフトを購入したり、無料会員に登録といった気軽に手を出しやすい手法で引き込みます。
そのあと電話がかかってきて「ロトの当選番号がわかる」や「選ばれた人だけに当選番号を教える」と言い、宝くじ関係者を知っていて情報が入るなどと自分は裏事情を知っているかのように思わせ信じさせようとします。さらに「貴重な情報なので他の人に話さないでほしい。話した場合、賠償金を請求します」などと言い誓約書を書かせて外部との連絡を断とうとします。
詐欺師はロトの特徴である「当選数字さえわかれば当たる」ということを利用して、高額な情報料を払っても「当選さえすれば」と甘い言葉に乗せられて被害者は支払ってしまいます。
ロトによる詐欺の予防策は?
ロトの抽選は厳格に行われており、その模様はインターネットで18時45分から生中継で見ることができます。つまり18時45分以降に「今日の当選番号がわかる」と言って電話をしてくるのは詐欺なので切ってください。ロトの当選番号は前もってなんて誰にもわからないし、どんな立場の人間であっても知り得ないのです。ですから「当選番号を教える」などと言う言葉には耳を傾けないでください。
少しでも疑いを持ったらお金を払う前に、一人で悩まず誰かに相談するかみずほ銀行や宝くじの公式ホームページに問い合わせてみましょう。ロト詐欺は今すぐに情報料を支払うよう焦らせますが、深呼吸をして冷静になることが必要です。いろいろなことを言って騙しにかかるので録音しておくことをお勧めします。
ロト詐欺の被害に遭ったあとの対処
ロト詐欺に騙されたとわかったらみずほ銀行か宝くじの公式ホームページに問い合わせて相談してみるのがいいでしょう。
ただし、残念ながらロト詐欺の被害者のほとんどの人は、お金が戻ってきません。お金を取り戻したくて探偵事務所などに相談する人もいますが、こちらも詐欺が潜んでいて調査料という名目の大金を失う二次被害に遭うこともしばしばあるようですので慎重に選ぶことが必要です。
返ってくる可能性が低いところに労力をかけるのは時間の無駄ですから、取り返せない過去に悩むよりも、明るい将来のことを考えた方がいいでしょう。
単に諦めろということではありません。某銀行員が言っているように「やられたらやり返す、倍返しだ!」の精神です。
ロト関連で損をしたわけですから、ロトの高額当選で失ったお金を倍にして取り返せばいいわけです。
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